POPのチカラ

¶ POPはもう一人の販売員です

1.プライスカードではなく販促POP

価格と商品名だけでは、単なるプライスカードです。この○○という商品は、価格〇〇円ですよ、としかアナウンスされていません。もちろん、これだけでも販売は可能です。ですが利用者の買いたい気持ちにスイッチを入れる働きかけと動機づけがあれは、もっと販売が楽になります。その手段となるのが、ワクワクして買いたい気持ちが動く販促POPです。

2.なぜそんな働きかけと動機づけが必要なのか

それは、商売・ビジネスが人で成り立っているからです。商品やサービスではなく、買ってくれる人で成り立っている。だから買ってもらう相手にフォーカスする必要があります。価格と商品名だけでは、それだけの情報しか提供できていません。その商品やサービスにどんな価値があって、どんなことを叶えてくれるのかなどをチャンと伝えれば、気持ちが動きやすくなります。

3.まずは気づいてもらう

POPには、色々な目的と役割があります。通りすがりの通行人であれ、常連さんであれ、まずは商品やサービスに気づいてもらう必要があります。来店を促し、そして商品やサービスに興味を持ってもらう。次に共感し納得してもらって1回目の購入につなげる。さらには、リピートしてもらい常連さんになってもらって、より深い関係性が構築された”絆顧客”になってもらう。といった具合にPOPは、色んな役割を担っています。

4.ファンの多さが商売繁盛を支える

「儲かる」の「儲」という字をよく見ると、信+者で構成されていますね。つまり信者=ファンだと解釈すると、なかなか面白くないですか。たとえばディズニーランド。顧客満足度の高いサービスをたくさん提供することで、熱狂的なファンを獲得してビジネスを安定させています。事業の本質は、利潤追求ではなく、顧客を創造してそれを維持することなんだぞうです。ブランドは、ファンの数。POPは、ファンを増やしファンとの関係性を築くためのツールです。活用しないのは、絶対に損です。

5.気軽に初めてみる

難しく考えることはありません。大切なのは、一歩踏み出すことです。”はじめの一歩”って良くいいますよね。来店者のことを恋人のように想像して、どんな働きかけをすれば喜んでもらえるのかを考える。そしてその気持をPOPにするだけでいいんです。ポイントとしては、売りたい気持ちを前に出しすぎないようにすること。人は、買い物は好きだけど押し売りされるのは嫌いです。まずは、手を動かして書いてみる。そのあと実践と試行錯誤を繰り返していくうちに段々と要領が分かってきます。

【 POPは、もう一人の販売員。ワクワク販促POPで売上げアップ! 】

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